エンジニアと言われる職種についてから十数年…。今年10月からマネージャーとして管理業務を担当しています。
今回はブログ担当ということで、自己紹介がてら私が携わってきたエンジニアの仕事について紹介したいと思います。どうぞよろしくお願い致します!
まずは簡単に、私のKDDIエボルバでのエンジニア経歴を紹介します。
1、ネットワーク更改…2年
2、インフラ設備(L1伝送設備)開発…5年3ヶ月
3、マネージャー…2ヶ月
エボルバ入社前の前職では、携帯電話基地局の運用保守業務を7年半担当しておりました。その後キャリアアップを目指し、エボルバに転職を決意。
そこで運良く『ネットワークの更改プロジェクト』に携わることが出来ました!…と言っても、そもそも『ネットワーク更改とはなんぞや?』だと思いますよね。
簡単に申し上げますと、L1、L2、L3の各レイヤーで構成されている伝送設備が老朽化した為、新しい設備に交換(更改)するプロジェクトです。
このプロジェクトでは「L2SWの切替手順書の作成」を担当しました。大変だった事としては、
・実際に手順書を使って作業する人たちと議論を重ね、手順書の完成度を高めること
・対象となるネットワークが大規模であり、数千規模の手順書作成が必要となったこと
この2点については苦労しましたね…まあ紆余曲折ありましたが、プロジェクト完了迄の2年間大過なく過ごせたかと思います。
続いて就業した案件はインフラ設備の開発部門において、IOS参照モデルのレイヤー構成では「物理層」と言われている、L1設備の開発業務に携わらせて頂きました。
ニッチなお話になりますが、L1といわれているところにも設備(装置)が存在します。L1設備の概要としては、L2、L3設備などの回線を「束ねて伝送する設備」となります。
L2(switch)、L3(router)などは、インフラエンジニアにとっては一般的…いや、むしろ「花形っ!」と思っていますが、実はL1設備がないと、距離があるL2、L3設備同士は接続が出来ません。
そんな縁の下の力持ち的なL1設備ですが、ニッチな領域の為インターネットで検索しても学びたい情報があまりなかったりします…
私も就業当初は苦労しましたが、就業先の社員の方々にご助力頂き、検証業務に5年ほど携わらせていただきました。実際に現場で業務として関わり、学べたことはとても大きな経験となっています。
そんな私ではありますが、2020年10月からは現場で働くエンジニアを支えるマネージャーとして就業しており、まだまだ修行中の身でございます…
ですが、自身が歩んできたエンジニアとしての経験を生かし、働くみなさんが「楽しんで」仕事が出来る環境を作れるよう、精進して参ります。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
読んで頂いた方と一緒にお仕事出来ることを楽しみにお待ちしております!