エンジニアブログをご覧のみなさま、はじめまして!イトウと申します。入社8年目で現場のチームリーダーをやっています。今回は私の業務について簡単に紹介したいと思います。
私は現在、某大手通信キャリアのサーバーエンジニアとして、お客様システムの運用保守に従事しています。このサーバーエンジニアの仕事ですが、大きく分類すると二つに分類する事ができると思います。
〇サーバーの設計・構築を行う
お客様のシステム要件に合わせて、サーバー構成の設計、OSやアプリケーションのインストールや設計、コスト算出、時にはラックにサーバーをラッキングしたりケーブルの物理配線などを行う場合もあります。
〇サーバーの運用・保守を行う
お客様へシステムの引き渡しが行なわれた後、サービスが開始されたサーバーを運用しながら、その時々の状況に応じて変更を加え、管理していく業務です。
このうち、私の業務はサーバーの運用・保守を行う「運用SE」と呼ばれる仕事です。 運用SEは「お客様の頼れるコンシェルジュ」のような存在であると思います。
サーバーの運用・保守と言っても、24時間365日の運用窓口でお客様からの問い合わせ対応や障害対応を行う輪番業務ではなく、「特定のお客様のシステム」を運用・保守する専属的なSEのことです。具体的な業務内容としては、
・お客様のシステム利用状況(サーバーやネットワークのリソース状況)の確認
・システムに問題(リソース不足、ボトルネック等)が起こらないように、お客様に対して構成変更やリソース追加等を適宜提案
・お客様の元へ月1回訪問し月次報告(システムのリソース状況、障害発生状況等)としてシステム稼働状況の報告を実施
・24時間365日の運用窓口と連携し、障害発生時の原因究明と復旧対応
といった所です。この運用SEのやりがいとしては、お客様システムの運用保守に関わることでサーバー知識だけではなく、ネットワークやミドルウェアの知識を得ることができ、エンジニアとしての業務の幅が広がるところにあると思います!
運用SEの大変な部分としては、お客様システムは常に稼動しているためトラブルが発生した時には休日夜間帯での対応が求められる場合があります。
どんな業務でもそうですが、トラブル対応中の心境はつらい状況にあります…ですが幅広い業務スキルが求められる運用SEの仕事では、こうしたトラブル対応を通して自分自身の知識や技術が向上するという「成長」を、特に感じられるのではないかと思います。
今回の記事を見て頂き、お客様システムに寄り添う運用SEという仕事に興味を持って頂ける方がいらっしゃれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!