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エンジニア未経験からEXCELマクロ研修を任されるまでの道のり

皆様初めまして。

関西支社運用1部ITソリューショングループのフカザワと申します。

 

僕は元々SEや通信業界に関しては全くと言っていいほど関わりの無い経歴の持ち主でした。

25歳頃の職務経歴といたしましても学童保育の指導員、老人ホームのパート、居酒屋の面白店員となっておりまして、資格といえば普通免許と日本けん玉協会認定の検定試験初段のみ。

パソコンといえばインターネットでアホみたいな日記を書いたり、作曲ツールで遊んだりする程度でした。

 

 

しかしそんなある日、ふとしたきっかけで転職を思い立ち、ハローワークの一番手前にあった「急募」の貼り紙を紹介してもらい、いきなり事務派遣のお仕事へと足を踏み入れることとなりました。

 

その後事務系の仕事をある程度出来るようになり、今度は某企業での夜勤のある仕事をすることになりました。

この夜勤というのがまあクセモノで、電話が鳴るわけでもなく、バッチを動かすでもなく、日中の業務の件数集計や記載チェック等の、まあいわゆる単純作業なわけです。

 

しかし量が膨大なことも多く、更に夜勤は一人なので漏れたりしないかのチェックも必要なわけで、朝までかかって仕事をするので結構精神的に疲弊しておりました…。

 

 

そんな生活が数年続いていたんですが、ふとエクセルの「記録マクロ」というボタンを知り、ちょっと調べて触ってみたらこれがもう「なんじゃこりゃー!」と目からウロコでして

 

「こここ、これもっと使って自動化すれば・・・めっちゃ寝れるやん!?」

 

という社会人としてまあまあ酷い動機から「マクロ」というものに興味を持ち始めました。

 

そこからマクロを勉強して夜勤業務の大半を自動化したことにより、一気に夜勤が楽になりました。

空いた時間に「陸特」なる資格を取得し、勢い余ってまた転職なんかもしちゃったりして気が付いたら今この会社にいるわけですが、入社時に「EXCELマクロ研修やってくれよ~」というマネージャの何気ないリクエストに答えたのがきっかけで現在も継続してこの「EXCELマクロ研修」を実施しています。

 

元々学童保育でけん玉を振り回していた僕が、夜勤でEXCELマクロを勉強してみて思ったのが

「これって…リクツさえわかれば絶対誰でもできるやん!」ということでした。

ぶっちゃけ日本けん玉協会の初段認定試験より簡単です。

 

そこで関西支社で定期的に実施しているマクロ研修では、エンジニア以外の人たちも対象にして「誰でもEXCELマクロを使えるようにする」というところをメインテーマに据えて、アンケート結果やITソリューション事業を担当しているマクロ使い(変わり者多数)のエンジニアの助言を頼りに、参加者全員が確実にスキルアップしてもらえるような内容にすべく、毎回試行錯誤して取り組んでいます。

 

今また学童保育ん時みたいに研修で人に教える立場にあるのですが「教える」って本当にムズかしいな~と改めて思っています。

定年退職する迄に伝説の教師になれるよう頑張ります。

 

 

おしまい。